キャスト/スタッフ

プロデュース・作詞
阿木 燿子 (作詞家、作家)

自身の経営するライブハウス「ノヴェンバー・イレブンス1111」への鍵田真由美・佐藤浩希の出演を契機に二人と親交を深める。鍵田・佐藤の才能に衝撃を受け、フラメンコ版「曽根崎心中」の上演を企画、本公演をプロデュース。80年に作詞した「ロック曽根崎心中」を元に、本作品をリメイク。
阿木自身、フラメンコ愛好家で造詣深く、本作品の随所に阿木のフラメンコ及び舞台に対する美意識が反映されている。「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」で作詞家でデビュー。以降、山口百恵をはじめ数多くの歌い手のために作詞。数々のヒット作を世に送り出している。2006年は映画「短歌 TANNKA」の監督を務めるなど、幅広い才能でそのフィールドを広げている。
2006年 紫綬褒章、2018年 旭日小綬賞を受賞。


音楽監督・作曲 
宇崎 竜童 (ミュージシャン、作曲家)

80年に文楽との共演に際し作曲した「ロック曽根崎心中」の楽曲をフラメンコ版に練り直し、「フラメンコ曽根崎心中」の音楽を監督。
73年にダウン・タウン・ブギウギ・バンドでデビューし、自らのバンド活動と平行しながら、山口百恵始め、多くのアーティストに楽曲を提供。
第13回 読売演劇大賞の優秀スタッフ賞を受賞。
地域と密着したイベント お茶の水JAZZ祭のプロデュースをつとめたり、映画、ドラマの出演、楽曲プロデュース等、幅広い活動を行っている。


お初
鍵田 真由美 (フラメンコ舞踊家)

6歳でモダンダンスを始める。日本女子体育短期大学・舞踊科在学時にフラメンコと出会い、 1990年河上鈴子スペイン舞踊新人賞を受賞。
佐藤桂子、山崎泰に師事した後、スペインに渡る。帰国後の1998年、『レモン哀歌 ~智恵子の生涯~』で能との共演を成功させ、文化庁芸術祭新人賞を受賞。2001年の初演から再演を重ねる阿木燿子プロデュース・作詞、宇崎竜童音楽監修・作曲の『FLAMENCO曽根崎心中』では、文化庁芸術祭優秀賞を受賞し、2004年にはフラメンコの殿堂「フェスティバル・デ・ヘレス」に海外から初参加を果たし絶賛される。同年『ARTE Y SOLERA 歓喜』で文化庁芸術祭大賞を受賞。2006年News week日本版の「世界が尊敬する日本人100人」に選ばれた。 2011年には新国立劇場で『女殺油地獄』の与兵衛を演じ、2012年NHK大河ドラマ「平清盛」のオープニング映像で白拍子に扮して話題を呼んだ。同年、スペイン歌謡を題材にして創作した『愛こそすべて~完全版~』を発表、翌年には『Amor,Amor,Amor』のタイトルで2度目の「フェスティバル・デ・ヘレス」に正式招待された。唯一無二のフラメンコ舞踊手として国内外で高く評価されている。
佐藤浩希とともに「ARTE Y SOLERA 鍵田真由美・佐藤浩希フラメンコ舞踊団」を主宰。


徳兵衛/演出・振付
佐藤 浩希 (フラメンコ舞踊家・振付家)

高校時代よりボランティア活動に励み、保育士、介護福祉士の資格取得後、アントニオ・ガデスの「血の婚礼」とタブラオ「新宿ギターラ」で観た鍵田真由美の踊りに衝撃を受け、福祉の道から一転フラメンコの道へと進む。
1992年より鍵田真由美にフラメンコを師事。1996年河上鈴子スペイン舞踊新人賞及び日本フラメンコ協会新人公演特別奨励賞を受賞。
『FLAMENCO曽根崎心中』では徳兵衛役を熱演し、2004年にはフラメンコの殿堂「フェスティバル・デ・ヘレス」に海外から初参加を果たし絶賛される。同年、『ARTE Y SOLERA 歓喜』で文化庁芸術祭大賞を受賞。2006年、Newsweek日本版のトップ記事「世界が尊敬する日本人100人」に選出され、大きく取り上げられる。
障害のある人たちとのフラメンコ公演や今井翼ソロ公演振付、映画『東京タワー』で寺島しのぶに、映画『妻よ薔薇のように ~家族はつらいよⅢ~』で夏川結衣にフラメンコの振付を行うなど、多方面に活躍。近年では、片岡愛之助主演の歌舞伎『GOEMON』のフラメンコシーンで振付と出演、宝塚雪組『ドン・ジュアン』フラメンコ振付、山田洋次演出の音楽劇『マリウス』振付・出演など、多彩な才能を発揮している。
鍵田真由美と共にスタジオ「ARTE Y SOLERA」を主宰し、すべての作品の演出・振付を手がけ高く評価されている。優れた感性と自由な精神でフラメンコの新たな可能性を追求し続けている。


九平次(踊り)
矢野 吉峰

神田外語大学在学中にフラメンコに出会い、鍵田真由美・佐藤浩希に師事。日本フラメンコ協会新人公演奨励賞を1999年(ソロ)、2001年(群舞)受賞。『FLAMENCO曽根崎心中』の悪役・九平次を初演より務め、高い評価を得ている。2003年、'07年’10年にソロ・リサイタルを開催。現在は各地のタブラオやライブ出演に加え、矢野吉峰フラメンコスタジオを主催。


お初 Wキャスト
工藤 朋子

2006年日本フラメンコ協会新人公演奨励賞(ソロ)、08年河上鈴子スペイン舞踊新人賞、09年日本フラメンコ協会新人公演奨励賞(群舞)を受賞。13年初のソロリサイタル『あぜ道』を、15年に2回目のソロリサイタル『あぜ道Ⅱ』を開催し好評を得る。17年文化庁新進芸術家海外研修員として渡西。


徳兵衛 Wキャスト
三四郎

2006年日本フラメンコ協会新人公演奨励賞(ソロ)、07年河上鈴子スペイン舞踊新人賞、09年日本フラメンコ協会新人公演奨励賞(群舞)を受賞。12年初のソロリサイタル『¡¡Ole!! Vol.1』を、16年に2回目のソロリサイタル『¡¡Ole!! Vol.2』を開催し好評を得る。鍵田真由美・佐藤浩希フラメンコ舞踊団の中心人物として活躍中。


群舞

鍵田真由美・佐藤浩希
フラメンコ舞踊団
東 陽子 / 関 祐三子 / 小西みと / 坂口真弓 / 鈴木百々子 /
中里眞央 / 山本由紀 / 渡辺由香理 / 髙野正子 / めぐみ /
山崎嬉星 / 浦上藍子 / 古郡美弥
客演 吉田光一 / 松田知也 / 佐藤哲平

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演奏

徳兵衛/歌
三浦 祐太朗

1984年4月30日生まれ 東京都出身 牡牛座 / A型
2008年 バンド「Peaky SALT」ボーカルとしてメジャーデビュー。2010年 バンド活動休止。2011年 ソロプロジェクト始動。楽曲制作、ライブ等を精力的に行う。2012年 舞台「旅立ち〜足寄より」主演・松山千春役に選ばれる(同年7月30日〜8月3日 赤坂・草月ホール)。8月1日 三浦祐太朗として1st Single「旅立ち」でソロデビュー 2013年 全国公演 舞台「旅立ち〜足寄より〜」主演・松山千春役。2012年夏の東京公演に続いて、2月19日〜4月3日全国7都市・全19公演開催 2月20日 1st Mini Album「AND YOU」発売。2014年 3月5日 2nd Single「THE WALK / wktk (ワクテカ) ラバーズ」発売。舞台『FLAMENCO 曽根崎心中』徳兵衛役のカンテ(歌)として出演(同年4月2日〜6日新国立劇場中劇場)。4月よりFM NACK5 キラメキミュージックスター「キラスタ」18:00〜20:00(生放送)水曜・木曜レギュラーパーソナリティ。4月30日 2nd Album「DAISY CHAIN」発売 6月よりTBSテレビ「UTAGE!」月曜23:53〜24:38にUTAGEアーティストとして出演。015年 1月27日3nd Single「星屑メリーゴーランド」発売。2016年 8月13日(土)~9月24日(土) フジテレビ系全国ネット ドラマ「ノンママ白書」<全7回放送>バーのマスター佐竹誠役として出演。2017年 7月5日カバーアルバム「I’m HOME」発売 11月29日 映像作品とCD「I’m HOME」の2 in 1「I’m HOME -Deluxe Edition-」発売。12月 カバーアルバム「I’m HOME」が『第59回日本レコード大賞・企画賞』受賞。2018年 FM NACK5 キラメキミュージックスター「キラスタ」18:00〜20:00(生放送)水曜・木曜レギュラーパーソナリティ継続中。

三浦祐太朗の「菩提樹」(ぼだいじゅ) 歌唱決定

徳兵衛の歌役として出演する三浦祐太朗さんが、自身のオリジナルアルバム「FLOWERS」に収録された「菩提樹」を唄うことが決定しました。
「菩提樹」は、作詞が阿木燿子、作曲が宇崎竜童。山口百恵さんの数々の曲を手がけた2人が 三浦祐太朗さんのためにタッグを組み作った渾身の一曲。
実は三浦祐太朗さんの母、山口百恵さんが引退前に歌ったラストソング「さよならの向う側」のアンサーソングとなっています。「さよならの向う側」は、愛しい人との別れを惜しみながら想いを馳せている曲ですが、アンサーソングである 「菩提樹」は、相手を想い、また逢えることを固く胸に誓い想いを巡らせる曲となっています。
時代を超えて、世代を超えて作られたアンサーソングは、曽根崎心中におけるお初と徳兵衛の生き様にもリンクします。公演でどのような想いを込めて歌い上げるのか、どうぞご期待ください。


お初/歌
Ray Yamada

東京生まれのシンガーソングライター。
2013年アルバム「COSMOPOLITAN」でデビュー。デビュー作にしてJ-WAVE番組エンディングや全国のラジオ局でのパワープレイ、 番組テーマソングに選出、またテレビ朝日系「世界の車窓から」に楽曲が起用されるなど話題を集める。また同年、世界的なJAZZの祭典TOKYO JAZZ 2013に出演、さらに三菱地所とのタイアップで東京・丸の内から音楽を発信するプロジェクトに参加し丸の内のイベントスペースにてミニコンサートを数多く開催した。デビュー後は全国津々浦々でのライブも精力的に行い、2015年には日本全国をライブで回る中で生まれた曲を集めたセカンドアルバム「JAPONISM」をリリース。各種ウェブニュースでも採り上げられ、また山野楽器オンラインウィークリーチャートで総合2位になるなど飛躍。
その年には台湾でのツアーも敢行し、チケットソールドアウトになるなど、活動の幅をさらに拡大した。また、数多くライブを行う県の一つである福岡県にてラジオレギュラー番組もスタート(FM福岡)し、のちにFM山陰でもネット放送開始。2016年には自らの体験も交え、失恋をテーマにミニアルバム「MONOLOGUE」をリリース。この年以降、全国のフェスへの出演が増加した。2017年には山陰での活動が評価され、島根県ふるさと親善大使「遣島使」、松江市観光大使に就任。同県にある「神話の国 縁結び観光協会」が定める「縁結びの日」記念ソングに「えにしのうた」が選定され、シングル「えにしのうた/神の雫」をリリース。
2018年からは自身のアーティスト活動のみならず、湘南学園小学校(神奈川県)の卒業生に向けての講演・卒業曲提供、大森南朋主演・品川ヒロシCM初監督・志倉千代丸楽曲提供の図面管理・情報共有システム「SpiderPlus(スパイダープラス)」新CM第1弾『大森刑事SpiderPlusに出会う』篇にも出演(一部地上波でもオンエア)するなど活動の幅を益々拡げている。


九平次/歌
若旦那

2003年に湘南乃風のメンバーとしてデビューし、 2011年にスタートしたソロ活動ではアコースティックセットとバンドセットでのライブを実施。音楽活動以外にもマンガ原作や連載、被災地支援活動と幅広いジャンルで活動し、2017年には本格的に俳優デビューを果たした。


フラメンコギター
鈴木 尚

東京都出身。中学時代よりギターを学ぶ。1984年スペインに留学し、セビージャのマノロ・マリン舞踊学院にてプロデビュー。スペイン国営テレビ、フェスティバル、アルメリアのタブラオや各地の舞台公演に参加。89年、93年、95年フラメンコの発祥地、スペイン南部のへレス・デ・ラ・フロンテラに滞在し、地元アーティストとの交流を通して研究活動をする。99年オリジナルアルバム「ラ・ダンサ・デル・アルテ」04年セカンドアルバム「船着場」をリリース。’13年サードアルバム「レボサンド」をリリース。14年より全国各地で「MI GUITARRA SENTIR」のギターライブを各地で展開。
ホームページ http://www7b.biglobe.ne.jp/~juncales/index.html


フラメンコギター
斎藤 誠

十三才でエレキギターを始め、同時にバンド活動を開始、クラブやライブハウスなどで演奏。1987年アメリカ留学後、 カリフォルニアにてフラメンコギターに転向。 1993年より渡西を重ね、ヒターノのアルティスタ達と交流を深め、幾多のフィエスタに参加。カリフォルニア州各地で活動後、帰国。現在、フラメンコの踊り伴奏を中心に活動中。2013年スペイン Jerez de la frontera の festival de Jerez にて鍵田真由美 佐藤浩希 舞踊団公演 Amor!Amor!Amor! に参加。
2013年 2014年 2016年 歌舞伎作品「GOEMON」に出演。
2017年 山田洋次 作品 音楽劇「マリウス」に出演。


パーカッション
大儀見 元

1963年12月生まれ、神奈川県出身。幼少期よりThe Beatlesに心酔する。 高校時代の1981年 YAMAHA「EAST WEST ‘81」に「寿限無」で参加し優秀賞を受賞。 1982年にオルケスタ・デル・ソルに参加。1984年に自らのバンド、オルケスタ・デ・ラ・ルスを結成。また、この頃より、ロック、ポップス、ジャズ等様々なアーティストのツアー、レコーディングに参加する。キューバへ渡航後の1989年オルケスタ・デ・ラ・ルスでニューヨークに進出。Village Gate、Palladium等で演奏。現地のラティーノ達に熱狂的に受け入れられ、後にグラミー賞のカリビアン音楽の新人賞にノミネートされる。1990年にはオルケスタ・デ・ラ・ルス脱退し、生活の拠点をニューヨークに移し、1991年からティト・ニエベス・オーケストラにコンガ・プレーヤーとして参加。1995年に帰国したのち、熱帯ジャズ楽団やSALT BANDに参加。1997年SALSA SWINGOZA(サルサ・スウィンゴサ)を結成し、2000年1stアルバム「Swin‘ Pa’ Gozar」をリリース。国内のサルサバンドでは最強のグルーヴと言われる。2012年にリリースした、東日本大震災復興応援チャリティCD「Siempre con fe」の売り上げによる寄付金は200万円を超えた。2枚のオリジナルアルバムと、2枚のライブアルバムをリリースした後、2016年 待望のニューアルバム「Cantando」をリリース。これまでの共演者は、Dreams Come True、角松敏生、矢沢永吉、菊地成孔、葉加瀬太郎、鍵田真由美・佐藤浩希フラメンコ舞踊団(フラメンコ曽根崎心中) 等。ニューヨーク、キューバ、プエルトリコ、西アフリカ、スペイン等で体得した様々なリズムのエッセンスを消化し、アレンジして繰り出されるグルーヴはまさに大儀見ワールド。活躍の場は、ロック、ジャズ、ポップス、フラメンコ等多岐にわたり、その唯一無二のリズムの前に、もはやジャンルという言葉は意味を成さない。


パーカッション
岩月 香央梨 ※12月16日出演

愛知県岡崎市出身。大学入学と同時にラテンパーカッションに出会う。
2018年4月、パーカッショニスト岡本健太、荒川B琢哉両氏と共に主宰するサルサバンド「I.y.a」を結成。
音楽劇「マリウス」(脚本・演出 山田洋次 2017年3月 日生劇場/2018年6月 大阪松竹座)にパーカッションで出演。
現在、東海・関東を中心に様々なセッションに参加し、サルサ、ラテン・ジャズ、ポップス、フラメンコ等ジャンルを問わず様々なバンドやサポートとして活動中。パーカッションを大儀見元氏、美座良彦氏に師事。


篠笛
村山 二朗

89年に鼓童の舞台でプロデビュー、現在では東京打撃団メンバー。91年に自己バンド 「レブンカムイ」を結成し活動、和洋楽器混成ユニットのパイオニア。多彩な曲作りに定評があり、これまでに6枚のアルバムを発表している。主な出演にミュージカル「阿国」フラメンコ「曽根崎心中」、国立劇場「日本の太鼓」の他、映画「のぼうの城」では笛吹き役として、「君の名は。」では劇中曲の作曲と演奏を担当した。
著書に「イラストで見る篠笛ワークショップ」(音楽之友社)がある。


ピアノ / キーボード
扇谷 研人

1974年札幌出身。幅広い音楽性と、感情の機微を細やかに表現するプレイで、宇崎竜童、EXILE TAKAHIRO、辛島美登里、西野カナ、平原綾香、古澤巌など、様々なアーティストのライブやレコーディングに携わる。またミュージカルなど舞台作品の作編曲・音楽監督としても活躍し、大原櫻子主演の「リトル・ヴォイス」、吉川友主演「夜のピクニック」、蘭寿とむ主演「イフアイ」など多数手がける。
2003年から2007年まで、日本を代表するサルサバンド、オルケスタ・デ・ラ・ルスに在籍、国内外で活躍した。これまでに自身のソロアルバム、“from the country”と”piano songbook”2作をリリース。様々な音楽性を独自に昇華した世界観と、美しいメロディが高い評価を受ける。また多数のカバーアルバムを発表しspotifyなど配信サイトで強い人気を得ている。カシオペアのギタリスト野呂一生のユニットISSEI NORO INSPIRITSのメンバーとしても活動し、結成10年、これまでに6作のオリジナルアルバムをリリース。シンガーソングライター花れんとの活動はコンサートはもとより舞台公演の音楽共同プロデュース、また学校公演から人権を扱った文化イベントにまで及ぶ。他、音楽雑誌の連載や記事執筆など幅広く活動中。


ベース
コモブチキイチロウ

1966年東京生まれ、香港育ち。15歳でベースを始める。以来、ジャズ、R&B、ポップス、サンバ、ボサノヴァ、ラテン、フラメンコなど世界中の多くのミュージシャンとの交流で音楽の素晴らしさを経験吸収しながらグローバルな音楽を強く目指している。
渡辺貞夫、渡辺真知子、マリーン、玉置浩二、渡辺香津美、カルロス菅野、小野リサなどコンサートツアー、レコーディングに参加している。


パルマ
伊集院 史朗

1974年生まれ。慶応義塾大学在学中にフラメンコに出会う。98年渡西。約2年の滞在中に、主に踊りをエル・トロンボ、ファルキートに、パルマ・カホンをマヌエル・ソレールに師事。以後渡西を繰り返す。2001年日本フラメンコ協会新人公演にて奨励賞受賞。2002年「クアトロカミーノ」結成。7度の全国ツアーを展開。2005年「愛・地球博」スペインパビリオンの「アンダルシア週間」に、アドリアン・ガリアのカンパニーとして出演。2006年マリア・パヘス「Sevilla」日本公演に出演。同年、自主公演「Reflejo」を吉祥寺シアターにて行い、好評を得る。2007年、マドリードのフラメンコフェスティバル「SUMA FLAMENCA」に参加。2014年よりユニット「ハープジャズ」でも活動開始。現在、全国の劇場、タブラオで活動するかたわら、後進の指導にも積極的にたずさわっている。レコーディングでは、沖仁、織田哲郎、近藤真彦、フライドプライド、牧山純子などのアーティストのアルバムに参加している。


和太鼓
前田 剛史

神戸市出身。阪神淡路大震災の復興活動の一環で幼少期より和太鼓に親しみ 2008年より「太鼓芸能集団鼓童」入座。
約10年間在籍し年間100公演を超える国内外のツアーに参加する。鼓童在籍中は太鼓演奏、唄、笛、箏、鳴り物、踊りを担当。その他、作曲や「佐渡国際芸術祭アースセレブレーション」鼓童における全国の学校公演、特別演出公演「若い夏」などの舞台演出の実績がある。
また人間国宝、坂東玉三郎と「アマテラス」「幽玄」で共演。
2016年には音楽家/映像作家の高木正勝氏の手がける「大山咲み(おおやまえみ)」に参加。2017年9月に鼓童から独立し感性鋭い芸術家とともに舞台を創り上げてきた経験を生かし独自の音楽性、演奏表現を追求している。


津軽三味線
木乃下 真市

1965年 和歌山県出身。芸人だった両親の影響で幼少の頃より民謡を覚え、3歳の時に父親から三味線を習う。10才より本格的に津軽三味線を父親から学び、その後京極利則氏、藤田淳一氏に師事。1986・87年 津軽三味線全国大会 二年連続優勝。この頃から、様々なミュージシャンとジョイントを重ね幅広い活動を行う。 1988年 津軽五大民謡大会 津軽小原節部門 優勝。1993年 「木下伸市グループ」を結成し、オリジナルの「津軽三味線ロック」を発表。1994年 日本を代表するジャズギタリスト・渡辺香津美とのバトルコンサートを行う。1995年 和太鼓奏者・林英哲をゲストに迎え「木下伸市PROJECT‘95」と題したコンサートを行う。1998年 エイジアンファンタジーオーケストラの一員としてインド・ベトナム・フィリピンで公演。1999年 NHK「スタジオパーク」に出演。NHK衛星放送でジプシーヴァイオリンの世界的奏者 ロビー・ラカトシュと共演し多方面から高い評価を受ける。2000年 津軽三味線全国大会歴代A級チャンピオン山田千里杯争奪戦に於いて初代グランドチャンピオンに輝く。NHK「課外授業・ようこそ先輩」に出演し、和歌山市の母校の小学生達に津軽三味線を指導。和歌山市文化奨励賞を受賞。2001年 エイベックスよりファーストアルバム「傳(DEN)」「魁(KAI)」を2枚同時リリース。NHK教育テレビ「おしゃれ工房」、NHK「トップランナー」に出演。2002年 驚異のバイオリニスト ロビー・ラカトシュとのコラボレーションアルバム「遭遇」をリリース、全国4大都市ツアーを行なう。国際交流基金の派遣で中南米5ヵ国(キューバ、パナマ、アルゼンチン、ウルグアイ、メキシコ)に於いて「木下伸市・津軽三味線コンサ-ト」を行う。和歌山県文化奨励賞を受賞。NHK衛星放送「ザ・津軽三味線スーパーライブ」、テレビ朝日「題名のない音楽会21」、NHKスペシャル番組「バラエティ・これが津軽三味線だ!」、テレビ朝日「徹子の部屋」に出演。2003年、4thアルバム「承」をリリース。津軽三味線の教則本「津軽三味線スタイルブック これが津軽三味線だ!」(木下伸市著)をシンコーミュージックより出版。2004年、映画「オーバードライヴ」に出演。イギリス・ロンドン公演を行う。Mt.Fujiジャズフェスティバルに出演。5thアルバム「パッション!」をリリース。芸名を木下伸市より木乃下真市に改名。2009年、ドイツ・ケルンにてケルン放送管弦楽団公演にソリストとして出演。2010年、上海万博に出演。2011年、国立劇場開場45周年記念「津軽三味線を聴く 時代を超えた音色」と題したコンサートを行い、津軽三味線の曲弾き・唄付けや洋楽とのセッション等、多彩なプログラムで観客を魅了した。2012年、国立台湾交響楽団の台湾公演にソリストとして出演。2013年、木乃下真市ユニット欧州3か国公演をアゼルバイジャン・ウズベキスタン・ポルトガルにて行う。2016年 CD「津軽三味線 魄(HAKU)」をリリース。伝統芸能である津軽三味線に現代的音楽をとり入れ津軽三味線の可能性を追求し続けている。正調津軽三味線のダイナミックかつ繊細な奏法にも定評がある。演奏活動の傍ら、津軽三味線木乃下流家元として後進の指導にも力を入れている。また津軽三味線世界大会、津軽三味線コンクール全国大会、津軽三味線みちのく全国大会、津軽三味線コンクール大阪大会、津軽三味線・津軽民謡全国大会in倉敷、等の審査員も務めている。
木乃下真市公式サイト http://www.kinoshitashinichi.com


津軽三味線
松橋 礼香

千葉県出身。3歳より祖母の影響で民謡を習い、10歳より津軽三味線を始める。1997年、木乃下流家元 木乃下真市(当時 木下伸市)氏に師事。2002年、NHK紅白歌合戦に香西かおり氏の伴奏として出演。2003年、横浜アリーナで行われた「五木ひろしバースデーコンサート」に出演。2004年、2006年、津軽三味線全国大会 女性の部で優勝。2007年4月、津軽三味線コンクール全国大会 で史上初の女性チャンピオンとなる。2007年8月、全日本津軽三味線競技会名古屋大会において女性の部で優勝、さらにAクラス(男女総合部門)に出場し、総合優勝に輝く。2009年、津軽三味線木乃下流 礼香会を発足。2011年、国立劇場開場45周年記念「津軽三味線を聴く 時代を超えた音色」に出演。2012年、日本テレビ「私のLife On」、NHK「それいけ!民謡うた祭り」にテレビ出演。2013年、木乃下真市ユニット欧州公演(アゼルバイジャン、ウズベキスタン、ポルトガル)に参加。テレビ番組「美女山歩」に出演し、岩木山で津軽三味線を演奏。2015年、ファーストCD「津軽三味線独奏集 華」をリリース。テレビ朝日「関ジャニの仕分け∞」に出演。2016年、明治座SAKURA-JAPAN IN THE BOX-に出演。現在、「津軽三味線・津軽民謡全国大会inびわ湖」の審査員を務めている。津軽三味線木乃下流礼香会にて後進の育成に力を入れている。繊細な音色と迫力を兼ね備えた、今最も注目される女性津軽三味線奏者である。
松橋礼香公式サイト http://www.reika-net.com
松橋礼香公式ブログ http://ameblo.jp/reika-net


ナレーション(録音)

仲代 達矢

公演題字

武田 双雲

スタッフ

照明 森井 正樹(ミュラ・コーポレーション)
美術 前田 剛
衣装 芦川 三枝子(チャコット)
音響 丹後 宣彦(スターテック)
サウンドオペレーター 武田 安記(SCアライアンス)
舞台監督 鳥居 豊(アトラス)
写真 川島 浩之 / 竹下 智也
宣伝美術 草谷 隆文(草谷デザイン)
録音源  ダウン・タウン・ファイティング・ブギウギ・バンド

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